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紙折りをしない前日がこんなに安らげるものだとは思いもしませんでした。とりあえず準備が終わったので一安心です。宅配搬入をすっかり忘れていたので重い荷物抱えていくことになる明日早朝は心配ですが。
結局一人参加になったので、当日は30分~一時間ぐらいスペースがもぬけの殻になる…予定です。大変申し訳ない。しかし古キョン本とプチオンリーとか知人のスペースが私を呼んでいる…!
当日パンフ見ながらサークルチェックでも間に合うかなーと浮かれ気味の頭で考えています。その空気を引きずったまま、にこにこというよりはにやにやしているか凄く眠そうに座っている様が予想されます。
酔い止めがかなり眠くなるものでして、この間新しくなったバージョンのはそんなに眠くはならないのですが、やはり眠くなる時は眠くなってしまいそうなので、眠そうにしているかもしれませんが機嫌が悪いとかそういうわけではありませんので! むしろ寝ていたら叩き起こしてやってくださいお願いしますー!
もしもお時間がありましたらお話できれば幸いです。
ところで明日スパークのカットと、冬コミ申し込み時のカットは多少似通った感じなんですが、失敗したなと後悔していることがあります。
古キョンとハル長、という感じで書いたのですが、これだとサークル傾向は正しいのですがなんか凄い朝比奈さんがいないサークルっぽいー!という事実に気が付いてしまったので。あああ決して朝比奈さんがいないわけではなく(出てこないのもありますが)CPでなかったから載せなかっただけでしてー! 古キョン+ハル長+朝比奈さん≦SOS団とかのよくわからん式で表せば良かったかと思いつつ、これでは何か違うような気もし…難しいですね。古キョンとハル長とSOS団は仲良し!とかにすればいいのでしょうか。これも何か違うな。
朝比奈さんはどうしてもSOS団専属の女神というかエンジェルというか天女というか、どうしたっていつかは羽衣や羽を取り返して元いた場所に帰ってしまうのだろうなと考えると切なくなります。でも朝比奈さん自身にとっては未来が当然なのだから、未開の時代に残るのも駄目なんだろうなとも思います。ずっと五人一緒に、というのは難しいですね。長門も情報統合思念体の一部に戻ってしまうのかなと思いますが、いやいやそこは残ってくださいお願いしますと土下座して止めたくなります。長門がその一部であることが幸せなら引き留めはしませんが。そう考えると、朝比奈さんは多分未来にいる方が幸せで、当然その幸せっていうのはSOS団のみんなに会うための努力ができるという幸せでもあり、だからこそ未来に帰ると言われても泣きながら見送りできるんだと思います。何よりも朝比奈さんが未来に帰って出世するのは朝比奈さん(大)が証明していますしね。
あーでも朝比奈さん本当にいつまで現代にいてくれるんでしょう…。
そういえば新刊のサンプルにもある部分で、長門が「八面六臂の」活躍を…という文がありますが、あれ最初間違えてたんです。
長門が「五臓六腑の」活躍をしてました。
……染み渡ってどうするー! しかも数日気付かず、文章を思い返しながら犬の散歩をしていた時に思い出して直しておきました。
あとキョンの一人称(原作)を読んでいて一番気に入っている言い回しが「相違ない」です。たまに古泉で使いそうになって慌てて直します。
しかしハルヒ一人称からキョン一人称へバトンタッチした直後、キョンが地の文で「みくるちゃん」と言い出した時はどうしようかと思いました。手の癖が!
新しいスパロボと前から凄く欲しかったDVD-BOXとを秤にかけてBOXを選びました。情報出た当初から買うと心に決めてましたから!明日の軍資金が少なくなったけど後悔はして……ないですよ!
ハルヒもDVD-BOXとか出ないものですかね。DVD一本ずつ買おうとすると売ってないんですよ…。でも出るなら二期始まる直前か、終わってから二期のDVDが全部出た後か、な気がします。そもそも初回特典が豪華でしたから出ないんでしょうかね。というかDVD全巻持っている人にとっては購入に非常に迷うところでしょうから、やはり出ない方がいい気がします。地道に電気屋さんに通おう…。
昨日入稿してきましたわーい。
コピー本を作る体力がなさそうだったので、コピー本にするのを諦めてオフ本にしました。というわけで新刊は二冊です。
書き上がってから時系列的に致命的なミスを見つけたりとか、ノンブルの最初間違えててページが足りなくなったり、古泉があれってぐらいへたれで頭抱えたりしましたが、私は元気です。
これでできれば本番までにハル長話をサイトに上げられればなあと思っておりますが、その辺はちょっと未定です。
とりあえずハルヒ一人称は難しかった…。キョン視点になった途端紙面がみるみる埋まっていくミラクル。
確定したのでオフラインサーチ様にも登録させていただきました。どきどき。しかしサンプル画像が見事にないですね。スキャナもデジカメもないので表紙画像を上げようとすると携帯のカメラで撮ってぐらいしか方法がないのですが、それだって実物がないとできないのでお手上げです。
今回はちょっと表紙に凝ってみようと思って何年ぶりかにトーンを使ってみました。自分の杜撰さが露わになりました。
しかし、前々から同人誌の表紙で凄く憧れているのが、最近名前を知ったのですがマットPP加工というやつなんです。えーと、表面がさわさわしてる感じのやつです。つやつやツルツルしてるのとはちょっと違うらしいです。
一度で良いからあの様式の表紙を作ってみたいと思っているのですが、それでなくてもこのジャンルは皆さん表紙のセンスが凄くて羨ましい限りです。ああいうのはやはり白い紙に全面カラーで印刷しているのでしょうか。となるとデータなのかなと推測してみましたが、データ入稿って調べれば調べるほどよく解らなくなります。
だって表紙とか…PCの画面上で上手くいかなければ印刷してから切り張りしますからねこれが。何にせよデザインセンスか色彩センスのどっちかを磨いておくべきだったなと日々後悔しております。
当日の売り子さんを必死こいて探さなければ…。
東6、ほ-26a「群青の森」スペースです。
既刊4冊と、新刊二冊(オフコピー1種ずつ)持っていきたいところですがちょっとまだ確定してません。オフラインサーチにも登録したいので、早いところページ数を確定させなければ…!
先日シケイヤ2に参加された方お疲れさまでした。
久しぶりにオンリーに一般で行ったんですが、並んでいる間も楽しかったです。パンフがアニメで見た風景写真の表紙で凄いなあと思いました。道路に面している待機場所で眺めていても恥ずかしくない。しかしその素敵なパンフを会場で三回も落っことしたのは私ぐらいではないだろうか。
会場ではかなりがっつり買いました。鞄から溢れたのでサブバック持っていってよかったと心から思いました…。コミケより冊数買ったんじゃないのかこれ。
コミケだと他のジャンルとの(金銭的)兼ね合いもあって今回はがまん…!等していたサークルさんの本も大人買いして幸せの絶頂でした。小説サークルさんを特に何軒か全部ください、をやらかしてきたんですが(悲劇以外)どこも好みでどうして今まで手に入れなかったんだ馬鹿!と自分をさげすみました。
まだ全部は読み切れていないのですが。原稿やりながら読むと引きずられそうなんで我慢の日々です。
もうみなさんの語彙力が羨ましくてなりません。こういう表現が!うまいなあ!と感心しつつ、自分もオリジナリティなキョン語を探していかねばならないと心に誓いました。あと同人誌での古泉のかわいさは異常。かわいすぎます何ですかあの生き物。キョンも古泉のことが好きで嬉しい。古泉視点のキョンのかわいさも異常。むしろキョン視点でのキョンのかわいさを見つけ出すのが凄く好きです。女子メンバーのかわいさは最早国宝級だと思います。三人が仲良いのも嬉しいし、二人ずつ仲が良いのもとても嬉しい。
あと、事前チェックの時に思ったのがやっぱりオフ情報でサンプルがあると便利だーということです。サンプルを読んでうおっこの話どうなるんだ読みたい!と思った話はやっぱり面白いです。なによりその場で中身確認する必要があまりないので後ろの方をお待たせしなくていいですね。
つまりサンプルは重要だということで…自分も見習わないとなあと思います。そして長編書ける人揃いですごく羨ましい。
さあラストスパートだ。
うたたね
実のところ、ボーカロイドは人間のように生体維持の必要があって眠るわけではない。眠るという状態は一種の仮死状態のようなものであって、電源オフの一歩手前だ。「眠る」ことによって彼らは与えられた情報を音楽を嚥下し、消化していく。自分の手に届かないところで情報を処理していくのだと考えた方が早い。
であるからして、眠っているのは全くおかしくない。ただし規則正しいボーカロイドなら日に一度、夜更かし好きなら二、三日に一度程度八時間から十時間の睡眠を取れば充分なことだ。
よって、ミクは畳の部屋で寝転がる兄の姿を見て首を傾げた。愛らしいツインテールがふわふわと揺れる。サイバー風味の彼女の普段着は、夏場は袖部分を身につけなければ露出度が高いのでまあまあ涼しい。ノースリーブにミニスカート、足を広げて座っていると兄にいちいち注意されるのが悩みの種だ。リンのようにショートパンツでも良かったのにと思う。今度着替えを申請してみようかな。
対して兄は、すなわちKAITOはボーカロイド一暑そうな格好をしている。MEIKOが真っ赤な胸元もあらわなシャツにへそだしホットパンツ、リンとレンがセーラー風の半袖短パンだというのに、彼は長ズボンにシャツ、長袖のロングコートにおまけのようにマフラーがくっついている。それで暑い暑いと言って脱げ、ときょうだい全員から突っ込まれたのは記憶に新しい。
余談だがボーカロイドは感覚的にはほぼ人間と等しいそれを兼ね備えている。であるからして、暑いものは暑いし寒いものは寒い。では冬は薄着組はどうしているかというと、外気温感度を下げているのだ。だというのにKAITOは、夏は暑いもんだと言って譲らない。見ている方が暑苦しいとは気が付いていないようだ。
さてKAITOは、風が柔らかく吹き抜けるその部屋でごろりと転がって「眠って」いた。マフラーもつけたままで、絡まって首が絞まらないのかなとミクは少し思ったが、流石にそこまでヘマはすまい。手元にはすっかり食べきったアイスの棒が握られている。寝顔を見るが、寝顔の方が普段の顔よりずっとしまりがあるというのはどうかと思う。本気を出す時以外の兄のデフォ顔はにこにこ笑顔か困り顔か、泣き顔かアイスを見た時の全壊幸せ笑顔だ。これが眠ると一切の表情を消して、本来の端正さが露わになる。
まともにしていればかっこいいのに、と自慢の兄と言ってもいい顔の横にミクは腰を下ろした。だがミクは結局、起きている時の兄の方が好きだったのだから、文句を言うつもりではない。起こすでもなく、ただその顔を見ていた。
真顔で眠っているくせに、どこかに安らぎが見えるその顔は不思議だった。まるで自分まで「眠たく」なってくるような。
この暑いのにと思いながらも、日課のネギ畑への水やりが終わっていたせいもあって、ミクは部屋の隅にあった座布団を引き寄せてそれを枕にして横たわった。兄が起きたら、どんな顔をするかしら。
暑かったのでリンと二人でロードローラーで風を感じてきたレンは、その部屋の前で立ち止まった。普段あまり人がいることのない畳の部屋の中では、兄と姉が仲睦まじく眠っていた。
なにやってんだ、と思う。この二人がこんなところで居眠りなんかしているから、リンと手分けしてまで探さなきゃいけなくなったというのに。姿をくらましている間こんなところで休眠しているなんて人騒がせにも程がある。
本格的な「眠り」ではないのだろうと見当が付いた。ちょっとそんな気分になったから目を閉じてみようみたいな、人間みたいな発想だ。よくわからないと思いながらも、レンは二人を起こさなかった。
起動時間に差があるから、経験の差が上三人と比べるとあるのはしょうがない。おまけに設定年齢まで低いと来た。それになんとなくちりちりしたジレンマ、決して歌声には出ないノイズを抱えていたのだが、この光景を見てそれが表に出てきたりはしなかった。
リンが待っているのはわかっている。でもそれは、きっと探し場所が無くなったリンもここに来るだろうということだ。少しでもあの片割れより先んじてみたくて、レンは畳の部屋に足を踏み入れた。
いつまでも双子が同じ速度で進めるとは思っていない。たまにリンにもびっくりさせられることが増えた。少しさみしいが、そういうのも成長なんだよとどこかの馬鹿兄貴が言っていた気がする。
レンはKAITOを挟んでミクの反対側に寝転がると、手に触れた布をなんとはなしに握りしめた。柔らかな感触に、それが暑苦しいマフラーだとはわかっていたのだけど。兄は起きたら驚くだろうか。
廊下を走っていたリンは、ふと足を止めてその部屋を覗き込んだ。小の字っぽく眠っている三人を発見して、ぷうと頬を膨らませる。
彼女は今までMEIKOに頼まれて一生懸命KAITOとミクを探していたのだ。そしてようやく見つけたと思ったら二人はすやすやと何の問題もないかのように眠っているし、手分けしていたはずの片割れまでも一緒になって目を閉じているではないか。
これは由々しき事態である、と誰も見ていないのに芝居がかった動作で腕を組んでリンは嘆息した。そもそも眠っていて呼びかけにも応じない二人もそうだが、レンもレンだ。一緒になって探していたのだから、「眠る」前に連絡の一つも寄こさないのがおかしい。別に四六時中一緒にいたいわけではないが(いたくはないわけじゃないけど)こうやって自分の知らないところで自分をほったらかしにして、と思うと腹に来るものがある。響き合うために生まれたのに、不協和音を奏でるようになってしまうのだろうか。別離の歌はいくつも歌ったことがあるけど、自分たちがそうなるとはなかなか思えなかった。二人の間で変化はあるかもしれないが、どちらかの消滅はあり得ないはずなのだ。相手がいるから自分がいて、自分がいるから相手がいるのだから。どちらが裏でどちらが表かも、もうわからない。
兄にはわかっているのかもしれないけれどと寝姿を見下ろすと、いつものように暑そうだった。そのマフラーの端をレンが握っていて、伸ばされた腕の先の指をミクが触れている。ハーゲンダッツのクリスピーサンド片手に、どっちが表でもおいしいよと、両方表で出来てるのかもしれない、と笑ったのはこの兄だった。片割れは兄ではなく、弟だとリンは頑なに主張している。あちらもリンを妹だと主張するのだからおあいこだ。
だからリンは、姉に頼まれていたことなどすっかり忘れて畳の部屋に入った。それから兄の頭の上あたりに寝転がり、くしゃりと髪に手を差し入れる。ううんと唸ったような気がしたが、起きる気配はなかった。兄が起きたら、怒られるかな。
「……あらあら」
昼過ぎから(正確には酒とアイスとみかんとバナナの買い出しを終えてから)姿が見えなくなったKAITOと、ネギ畑に行った後顔を出さないミクと、二人を探してくれと頼んだはずなのに消息不明になったリンとレンとは、MEIKOが見下ろす先でくっついて眠っていた。団子のようだと彼女はくすくす笑う。暑いだろうに。
「せっかく頂き物のスイカがあるのに」
最近隣に引っ越してきた親戚のがくぽからの差し入れだった。お返しにキュウリと大量にある枯れかけたネギを渡すと、視線をさまよわせてからかたじけないと受け取った。断ることができないあたり人の良さを伺わせる。
どうしようかしらとMEIKOは首をひねった。せっかくのスイカなのだからフルーツポンチカクテルにして食べてみたかったし、夏の果実は弟妹たちも嬉しくかぶりつくに違いなかったのに。
しかし起こすにはもったいないぐらい、四人は仲良く「眠って」いた。それが擬似的な眠りに過ぎないとしても余るほどに。
ひとまずMEIKOは、氷水を張ったたらいに浮かんでいるスイカの様子を見に行くことにした。氷が溶けているようだったら井戸につけるのが古来からの伝統というやつだろう。
それからタオルケットを持ってあの部屋に戻って、あの団子にかけてやろう。そうしたら自分は、酒を持ってあの光景を肴にするのもいいし、あの部屋の窓辺に風鈴を取り付けてみるのも良い。必要なインテリアは調達できるし、何より涼しげだ。
そうしようと身を翻す刹那、視界の端に取り澄ました顔の弟を捕らえて思わず笑った。眠る時の癖だが、今は常より寝苦しそうだ。弟が起きたら、モテモテねとからかってやろう。
End.
舞台は不思議空間。
エンドレスエイトが終わっていました。
……じ、時間が経つのは早いなあ。
夏コミ終わった時からエンドレスエイト突入だったので何か書いたつもりだったんですが、脳内でだけだったみたいです。
次回イベント参加はスパーク3です。
キョン受けオンリーは申し込みができなかったので、一般で参加です。しかし九月だということは覚えていたのですが日付を正しく覚えておらず、もう今週末だということに気が付いて愕然としました。サークルリストまだ巡ってない!
夏コミは同日に他ジャンルでサークル参加をしていたのですが、西から東への移動が凄く大変でした…。そして六月のあかだまに行けなかったので、一つのサークルさんで持っていない新刊が二、三冊ずつぐらいあったりして幸せと鞄の重みで死ぬかと思いました。
しかし、きっちりチェックしてこれも買おうと思っていた本をすっかり忘れるのは何故なんでしょう……ううう。
さすがに12時過ぎだと完売しているところもありましたので、それかなあと今では思っています。オンリーで買えるといいなー。
兄は容赦しないです。真面目に弟と自分の幸せを邪魔する奴は塵一つ残さず滅べばいいのに、と思っている。最近「仲間の幸せ」とかも入っているとかいないとか。切れる時は豹変するタイプ。
クルセは静かに切れるタイプ。口調はより馬鹿丁寧に、だけど容赦がなくなります。この人の潜在的なモデルは楽魔女のファリスなんじゃないかと最近思いつつある。騎士は柳の枝。
デコは切れないキャラ。わめくしはしゃぐし騒ぐし叫ぶけど、切れない。叱るけど怒らない。たしなめるけど嫌わない。だから優しくはない。個人的に優しいってのは怒ってくれる人のことだと思うので、優しくはない。
うちのキャラは全体的に「優しい人」にはなれないのがわかっているので、「いいひと」になろうと努力しています。